ひとり暮らし先生

ひとり暮らし歴がやたらと長くなってしまい、無駄に生活のノウハウだけが積み上がってしましました!

はじめての香港!孤独ひとり旅の顛末!その③太古〜銅鑼湾あるき

コチラの記事は連載です。

前日までの様子↓

初めての香港!孤独ひとり旅の顛末、、(2017年春)その①チョンキンマンションへ - ひとり暮らし先生

はじめての香港!孤独ひとり旅の顛末!その②尖沙咀〜油麻地あるき - ひとり暮らし先生

4月15日 香港島へむかう!

朝7:40起床

窓の外はどんよりと雲が垂れ下がっている。

のそのそと狭いトイレ兼シャワー室で熱い湯を浴びる。

普段朝シャワー浴びないから、贅沢な気分

おかげで目がしっかり覚めて元気になった。

 部屋に戻る。

前日、お話して仲良くなった同室の中国人に(日本びいきで陽気)

お別れの挨拶をしようと思いベッドをのぞきこむと

グッスリ寝ている。

起こそうかとも思ったけど、

寝ている中国人を起こすのはかなり気がひける、、

(小心ものなので)

残念と思いつつ荷物を持って部屋を出た。

 

ロビーがある5階に降りて

扉を開けて入ろうとすると

ドアが閉まってる!

え?もう朝の8時だけど、、なんでロビーが閉まってるの!?

 と困っていたら

隣りの部屋(インド料理屋の厨房みたいな所)のドアがサッと開く

中からインド人が出てきて

ロビーのある部屋のチャイムを押しつつ

慣れた感じで、ドア越しに中の人を呼んでくれた。

しばらくしてやっと扉がノロノロ開く。

中を見ると

ロビーの前の床に布団がしいてあって

そこで寝てたフロント係が

布団の中からパンツ一丁で

ヨロヨロと

チェックアウト作業をしてきた。

 

フロント係が寝坊してるなんて、、流石チョンキンマンション。

朝からアジアらしい、いいものが見れました

いつもこんな風に隣りのインド人が世話を焼いてくれてるのかな?

下町長屋のような近所付き合いをしてるゲストハウスだった

 

さようならチョンキンマンション!

スターフェリー乗り場へ

外に出る。

曇り空で気温は24度と散歩にぴったりの温度(天気予報によると)

歩いて10分程のスターフェリー乗り場まで行く。

地下道を抜けて少し行くと

香港島のビル群がかすんで見える。

スターフェリー乗り場入り口。斜暗く古い感じがする。 

歴史を感じる素敵なデザインの看板

スターフェリーの操業は1888年

かれこれ130年も前から九龍と香港島を結ぶ足になっているそうです。

スターフェリーに乗る

フェリーの運賃2階建て構造で上の階と下の階で変わる。写真は上の階。

下の階の方が安い。さらに土日祝と平日でも料金が変わる。という事がわかる。

券売機。もたつきながら購入3,4HDK(土日価格で50円)安いなー

改札の様子

オクトパスカードsuikaみたいなもの)とトークン(コイン状の切符)の入り口が

分かり易く、色分けされている。

フェリーに乗り込む。

海風が流れてとても気持いい。

かすむ高層ビル。それを見る外国の親子。

知らない土地で船に乗るのはまた格別。

ゆったりとした海流で穏やかな船旅。

ロールプレイングゲームで行ける場所が増えていくような快感がある。

船内は休日の早い時間のせいか空いていた。おかげで景色もばっちり見えた。

わずか10分程で香港島に到着。安いし気持いいし景色もいい。

最高のフェリーだった!

 

↓分かり易い情報

www.hongkongnavi.com

香港島上陸 9:00〜

船着き場からビル群をのぞむ

 綺麗でおかしなデザインのビルがずらりと並び圧巻

陸橋を歩いて

さらに歩いて中環駅へ

駅でオクトパスカードを購入。150HKD(2250円)

(150HKDうち50HKDは保証金で

返却時に41HKD返ってくる。差額の9HKDは手数料。)

 

プリペード式のカードでタクシー以外の交通機関で使える

さらにコンビニなどのお店でも使えるすぐれもの

↓詳しくは

「オクトパスカード」を使って快適香港観光 | 香港ナビ

中環から二階建てトラムに乗ってガタゴト進む

トラム運賃、どこで降りても2,3HKD(約30円)こちらも安い!

 

トラムは二階建ての路面電車

乗り場にドンドン来る。

本当にドンドン来るから

車両を撮影する間もなく乗車してしまった。

 

内部は木のパーツが目立つ歴史を感じる作り。

レールの上をガタゴトいいながら力強く走る音が

地元豊橋路面電車を思い出した。

音の記憶がやけに残る乗り物。

 

↓詳しくは

www.hongkongnavi.com

 

↓日本でも数少ない豊橋路面電車情報。のんきでいい感じです

www.honokuni.or.jp

 

後ろからついて来るトラムを撮影。こんな感じでドンドン来る。

ぎゅうぎゅうに建った高層ビル群の隙間を走る二階建てトラムは

走る高層ビルのよう。

フロントライトのひとつ目がかわいい

 

ダサ近未来感あるビルが迫る。テクノポリス感がすごい

YMOの名曲テクノポリスが脳内で流れだす(素敵なPV)

www.youtube.com

トラム乗車場の屋根についている看板。

木星街 Jupiter Street』

といちいちロマンチックなネーミングがニクイ!おしゃれ!

超密集住宅ビル群を見にゆく

「中環駅」からトラムで小1時間くらいゆられて到着した駅「太古」

 

駅から進行方向と逆を見ると古くて存在感ありすぎのデカイビルがある。

ここが今回の旅行の大きな目的地。

このビルの中庭へズンズン進む。

 

1階は生活感あふれる小さな商店が並ぶ。

ここから中庭に入り、振り向いて上を見ると、、

益昌大廈の様子

うおおおおおおおお

ビル窓室外機ビル窓室外機ビルマドシツガイキびるまどしつがいきビる◯△×■、、息をのむ!

絶景です

 

ここの良い所は狭く密集したビルがコの字形になって

迫ってくるような位置関係になっているとこ。

さらにビルの色も

赤、黄色、ピンク、白、青など多彩

なおかつ経年による色あせでいい感じに荒くれている。

写真を撮ってみると、露出が空にあったり、ビルにあったりして

光の加減もドンドン変わり撮影してみても面白い。

ここに人が住んで、いろんな毎日があるんだ、、

想像力をかきたてるルックス 

 

廃墟界では有名な

長崎の炭坑の軍艦島こと「端島」の密集コンクリート高層ビルが

現役時代こんな感じだったのかな

 

↓一度は行きたい軍艦島情報(今やすっかり観光できるんですね)

 

ちなみに映画トランスフォーマーのロケ地にもなったそうです。

 こんな映画です↓機械がグリングリン気持悪いくらい動く(予告しか見てないけど)

 

余談ですが、先生世代にとってトランスフォーマーは断然コチラ!

まっつん(友人の松島広治)が好きでマンガにして描いていくらい

懐かしいい↓

www.youtube.com

 

振りかければ、そこに新しい高層ビルがあり少し幻想的

 

益昌大廈はコチラ↓

太古駅近く。トラムでもMTR(地下鉄)でも行けます。

時間があればトラムの方が道中の景色が見れて良いです。

 

地元感満載のパン屋で朝ごはん

ビル充した先生は燃え尽きました。

お腹が減ったので、益昌大廈のすぐ足元にある

「namber One」という地元感あるパン屋さんへ

見るからに手作り感あるパン達がならぶ店内

値段も安く100円前後のものが多い。

店内は地元の人(おそらくこのビル群の住人)がひっきりなしに入ってくる。

香ばしい匂いが食欲をそそる。

左からウインナーパン、アンパン、エッグタルト合計17HKD(約260円)

パンの生地はふんわりした、なつかしい感じの味。

まだ温かくて香りがよく、おいしい。

あんこの味付けも日本とかわらない感じでした。 

そして驚いたのはエッグタルト、初めて食べたけど! 

 何これ!すごくおいしい!

 サクサクホロホロ(崩れやすい)のタルト生地に

甘くて濃厚で温かいカスタードクリームがからみあって

口いっぱい幸せに包まれる。

これで1個4HKD(60円)とは!恐るべきコスパ

エッグタルトが香港名物とは聞いていたけどこれ程おいしいとは!

 (以後、毎日エッグタルトを食べることになる)

 益昌大廈の中庭にあった、これまたあじわい深いベンチに座って

再び眺めながらパンを食べました。

太古駅から銅鑼湾までブラブラ街あるき

特に予定もないので(毎日だけど)

この日の宿泊先の銅鑼湾(コーズウェイベイ)まで地下鉄3駅分

歩いてブラブラ行くことにする。

 

 香港の街のそこかしこにある、漢方のお茶を飲む店

恐ろしそうで飲まなかったけど挑戦すればよかった!今頃、後悔している。

 

益昌大廈以外にもこんな古いビルがゴロゴロしていて

足元にはそこで暮らす人達の市場が連なっている。

果物屋

野菜屋

なんでも揃う。

眺めながら、ここで暮らしたらどんなご飯作るかな?とか

この安い肉を焼いてビールかな?とか想像して楽しむ。

トラムが走る道の上を陸橋が渡る。信号は少なめで陸橋が活躍している。

漢字が並びすぎている(どこも)

スムジーを作る機械の実演販売。

南国の果物が安く売っているからスムージー作りも盛んなのかな?

ローストした鶏達が並ぶ。

肉屋はどこもストレートな肉感がすごい(何度見てもこわい)

香港ファンシー。香港の子供は漢字どれだけ勉強するのかな?

日本みたいに、ひらがなが無いから、ファンシーな絵と漢字の落差が腑に落ちない。

小鳥たちは香港でも小鳥たちでした

 

太陽が出てきて暑くなってきた。

休憩!とマックに入る。

香港マクドナルドでレモンティー

マクドナルドのレモンティー15HKD(約230円)

普段コーヒー派の先生ですが、香港は元イギリス領なので紅茶の国らしいです。

というわけで紅茶を頼みました。

飲んでみると、、まずレモン味が強い!

写真では分かりにくいですが4枚くらいレモンが入ってる!

紅茶成分も濃い!たしかに日本より紅茶に関して本気だった(マックなのに)

 

ちなみに容器のイラストはLINEのキャラクターだった。

タイでもそうだったけど香港でもLINEのキャラクター人気なのかな?

 

香港は日本より公衆トイレが少ない

(コンビニにトイレがない)ので

マクドナルドはトイレ休憩にも助かる。

銅鑼湾のゲストハウス「YES INN」へ

14時になったので銅鑼湾駅近くのゲストハウス『YES INN』へチェックイン。

ビルの表に看板など無いので場所が最初わからなかった。

『南業大廈』というビルの名前が書いてある下の階段を登ります。

2Fがフロントです。

ちなみに香港では日本で1FのことをGFと表記するので

2Fは3階になります。

フロント階のポップな看板。

エクスペディアで予約しプリントアウトした紙とパスポートを渡すと

スムーズにチェックイン。

デポジット100HKD(チェックアウト時に返却される保証金)が必要でした。

共有スペース、想像を遥かに越える綺麗さと広さオシャレさ!

部屋に入るとカードをかざすと開く、電子式の個人ロッカー。

部屋の入り口も同じカードで開く。安心!

3段ベッドが3個ある部屋でしたが、真ん中に広めのスペースがあり

天井も高くて圧迫感なく居心地がいい。

トイレとシャワーも離れてる!

なんと窓際の外が見えるベットに当たりました嬉しい!

シーツは青色で清潔、枕元に棚もあり便利

コンセントも3つあり、読書灯も完備! 

清潔、綺麗、お洒落三拍子そろったゲストハウスだった!チョンキンマンションと大違い

残念なのはベッドのカーテンが片側しか無い!(なんで)

それ以外は文句ない!いいところだった

窓からは銅鑼湾の裏道が見える。9階なのでやや恐い(高所恐怖症です)

シャワーを浴びて、洗濯をして昼寝をしました。

夕方16時頃起きる。

共用部のキッチンこちらもやはり清潔かつキレイ。

パソコンスペース

フリードリンクのコーヒーを飲んで目を覚ます。ソファーも綺麗。 

 銅鑼湾をあるく

ゲストハウスのすぐ南、タイムズスクエア

大きな時計があって若者の待ち合わせ場所になってる様子。

 

ここ銅鑼湾はガイドブックによると渋谷のような若者の街だということです。

たしかにオシャレな若者が目立つ。

気になるのは眼鏡のデザインが日本より丸い。

ほぼ丸の眼鏡をかけてる人も多い。

日本の眼鏡デザインも大きめ四角→丸へと変化しつつあるけど

その一歩先を行ってる感じの丸さだった。

丸眼鏡って中国人に似合う気がする。なんでだろ?なんか似合う。

近代ビルの中にある古いビル。

大好きな無印良品。香港でも大人気。商品は日本と変わらない。

店内で流れてるBGMまで一緒でなんか笑える。

「池記」でワンタン麺を食べる

ワンタンメンの有名店『池記』

 少し行列ができていたけど、ひとりだったのですぐ入店できた。わーい

今回の旅行はじめての記入式注文の店だった、、やばい、、

システムがよくわからない!

そういうわけで、

「ワンタンメン!ワン!」と元気よく言いました!

(他のメニューも頼みたかったけど難しそうなのでやめました)

ワンタン麺40HKD(600円)

やや小振りの丼にかための細い麺。地味!具は?

と思ったら麺の下からエビワンタンがゴロゴロ出てきた。

何で見えない所にしまうのか?

スープは塩味。あっさりしておいしい。

ただ行列ができてたせいで

味の期待値が上がっていた事もあり、

まあこんなものかという感じもある(えらそうに)

他のおかず頼んでたら感想変わってたかな?

 

 池記↓店内は綺麗で、誰でも入りやすい雰囲気の店です(フォロー)

↓このサイトをあらかじめ見ておけば注文に困らなかった、、

asia-hotelnavi.com

食後はH&Mの前でストリートミュージシャンをぼーっと見る。

都会の公園ヴィクトリアパークへ

銅鑼湾を適当に歩いてたら、そのまま公園に着いた。

大きな芝生があったりして、都会の中の憩いの公園になっている。

レジャーシートをひいて本格的にくつろいでる人も多い。

夕方6時でもけっこう明るい(4月中旬で)

涼しくて気持いい。緑の向こうにビルがドーンと見えてコラージュみたい。

あと、若いカップルが公衆の面前で

本格的に抱き合ってキスをしまくっている。

見せる文化なの?これ?

見たほうがいいの?

先生が座っているベンチの真横でずっとしてるから、動くに動けない。

でも移動したら負けな気がして、、

そのまま何事もない表情をして耐えました。

公園の水飲み場。お腹壊すかな?と思いつつ、ノド渇いてたから飲んだけど

まったく問題なかった。

ゲストハウスで酔うた

散々あるいて、帰り際スーパーによって

りんご×4、お菓子、ビール×2を購入34,2HKD(510円)

ゲストハウスの共用部でひとり呑みする。

ゲストハウスの包丁切りにくかった。

ああいい気分

チョンキンマンションは共有スペースが無かった、、

ここは机もソファーもあって天国のようだ。

帰る場所が落ち着けるのは旅行では海外旅行では特に大事だと思った。

チョンキンマンションはアトラクション気分で行ったからいいんだけど

普通に宿泊するなら断然こっちだ!(あたりまえ)

 

2時間ほど本を読んだりしながら飲む

 

すっかりできあがって、ベッドにもぐりこみ

真横の窓から夜の香港が見えて本当に最高だった!

ビールのゆっくりした酔いが心地いい。

街の音が遠く響く

香港3日目の夜はこうして更けていきました。

 (読む方もおつかれさまでした)

 

ゲストハウスYES INN

本文で書いたように居心地の良いゲストハウスです

エクスペディアの

クレジットカード割引で、この日1泊 2,320円 

 

 つづき

hitorisensei.hateblo.jp


 

 前日の様子

hitorisensei.hateblo.jp