ひとり暮らし先生

ひとり暮らし歴がやたらと長くなってしまい、無駄に生活のノウハウだけが積み上がってしましました!

はじめての香港!孤独ひとり旅の顛末その④香港仔〜中環あるき

香港旅行4日目です!

コチラの記事は4月に行った香港旅行の連載です。

↓前日までの様子はコチラ

初めての香港!孤独ひとり旅の顛末、、(2017年春)その①チョンキンマンションへ - ひとり暮らし先生

はじめての香港!孤独ひとり旅の顛末!その②尖沙咀〜油麻地あるき - ひとり暮らし先生

はじめての香港!孤独ひとり旅の顛末!その②尖沙咀〜油麻地あるき - ひとり暮らし先生

4月16日  バスに乗って香港仔へ行く

朝、6:30起床!薄曇り(歩きやすい)

ベッドの中でゴロゴロして、共有スペースでコーヒを飲んで出発!

ノープランなので今日はどこに行こうか迷う。

ガイドブックをパラパラしてバスで香港仔に行くことにする。

9時頃ゲストハウスからすぐ近く

銅鑼湾のハイサンプレイスというデパート前のバス亭から

72番のバスに乗る4,7HKD( 約70円)

わずか20分弱で香港仔に到着してしまった!

もっとバス乗るかと思った(ちょっと残念)

↑写真はバス亭の横にあった香港仔(アバディーン)の海辺公園の地図。 

 

公園の横は海。

狭い海峡に船が沢山ある。向こうに見える高層ビル群

海風が気持いい!ややや!予想以上に好きな感じのところ。

香港仔は香港島南部にある海と山に囲まれた歴史ある漁師街。

かつては水上生活する船が沢山いたところだそうです。

荒くれたオンボロ船も沢山あってワクワクしちゃう。

小さくて丸っこい観光船(みたいなもの)

ひっきりなしに沢山の船が行き交う。

いろんな船のエンジン音が混ざって活気がある。

ここの景色だけでもしばらく見ていられる。

香港仔のパン屋さん

港から内陸方面へ歩く。古い市街地があらわれる。

すると甘く香ばしいパンの焼けるいい香りがする。

ちょうどお腹が減っていたので、引き寄せられるように店内へ

懐かしい感じの形のパンがところ狭しとビッシリ並ぶ!

歴史を感じるプラスチックのレトロなパンケースが素敵。

店の奥にパンを焼くオーブンが見える。

おじさんが一生懸命作業している様子も伺える。

ゴマ団子や餅のお菓子も種類が豊富

あざやかな南国っぽいマンゴー等を使ったケーキもある。

地元のお客さんも素早くパンを買って行く。

パンを購入して、近所の階段に腰掛けて食べる。

買ったのはチャーシュー入りパンとエッグタルト 計10,5HKD(約160円)

チャーシューは甘く煮てある。

パンは焼きたてで温かく

ものすごくフンワリしてて、とてもおいしい

エッグタルトも焼きたて!濃厚でおいしい!

香港は街のパン屋さんがいい!

と昨日もおいしかったパン屋を思い出す。

元イギリス領だったからかな?パン屋が街にやたら多いし

古い歴史ある感じの店も多い。

パンは流行のハード系ではなくて、

給食に出てきたような柔らかいタイプ。

朝は焼きたてのものが並ぶからより美味しい!

はーはー(興奮してます)

パンが入っていた紙袋。紙袋ってところが嬉しい。

中華なデザインもいい

↓龍珠餅店

 

香港仔、町並み

裏通り。朝早いせいか静かだった

店の裏には洗濯ものが

高層ビルと看板

古い看板からは情念のようなオーラが出ていると思う。

茶餐廳(チャーチャンテン) 「雑記」へ

 

 

 

しばし歩くとこういう高層ビルの足元に

小さなチャーチャン店が2軒並んでいました。

きっとこの高層ビルに住む

地元民の胃袋を支える店だろうと思われる。

とても気になる!

店がまえも地味なところが実力ありそうです。

点心を蒸すセイロから白い湯気がモクモク出てるしいい香りが、、

そそるなー

というわけでパンを食べてまだ30分程ですが入店してみる!

メニューは当然ながら漢字のみ

分からないので勘で指さし注文。

出てきたBセットがこちら。

●白湯スープに米の麺、上に焼いたベーコンが乗ったもの。

●目玉焼き2個。

●バターサンドのトースト。

●レモンティー

以上で28HKD(約420円)

白湯スープに米麺、その上にベーコンが乗ってる。新鮮な食べ合わせ。

これも元イギリス領のなせる味なのかな?いいものを食べた

ちなみに麺の種類や乗せるもの、飲み物は選択できる。

(だから注文が悩む)

店内は想像したとうりの地元感!隣りの小学生までスマホいじってる。

観光地でなく普段着の普通の日常が見れるこういう店、とても好き。

天后廊(お寺)へ

お腹もふくれて、やや堕落した気分で街歩きを再会。

なんだか重厚な雰囲気のお寺があったのでフラフラ見に行きました。

コンクリートのぶ厚い壁に囲まれた頑丈そうな建物。

中に入ると、地元の方が沢山おまいりしていました。

線香が日本のものよりかなり太い、そしてカラフル。

隅の方に座って休憩しながら、おまいりする人々を眺めた。

おばちゃん達は、にぎやかにずっと喋ってる。

線香の匂いが心地いい。

ここも香港の日常がゆっくり感じられた。(ねむくなってきた)

香港は道路に細かく名前が付いている。

名前から物語を感じる。ロマンチックすぎる!

ガソリンスタンド「中国石油」

すごく中華感あるデザインでカワイイのーカワイイのーと愛でる。

上からレギュラー約230円

   軽油   約180円

   ハイオク 約250円

日本よりだいぶ高い、税金の関係かな?

鍵屋の看板。いちいちカッコイイから困る

オレンジのラインがオシャレなビル

市街の中心は狭い道の両側にビル、店が建ちならぶ

肉の総菜達、肉がデカイ!手書きの値札の感じがいい。

こんなデカイ肉あったら盛り上がる

お腹ふくれてるから買わなかったけど、これでビールとか飲んだら最高だな

小さなバス。沢山いた。

古そうなマーケットのビル

建物内部はかなり古い感じ。

新しい店に押されててるのか、少し人は少なめだった。

おばちゃんが暇そうに立ち尽くしてる。

金魚のサイズが大きめだなー

売れなくて育っちゃったのかな?

エアコンは無く、天井壁には扇風機。

マーケットの上から街を見る。道路に書いてある文字が漢字で良い

水上巨大レストラン「ジャンボ キングダム」に突入!

 

 

バスで着いた港に戻ってきました。

そこの港から『ジャンボキングダム』という水上レストランへ行く。

JUMBOの文字が能天気で ダサかわいい

送迎の船は無料。約10分くらいの航海です。

船内は空いている。めかしこんだ家族がいる。

すると眼前にあらわれました!

中国的で、、巨大な、、電飾!

豪華な(悪趣味な)船です!

実物見るとかなり迫力がある。笑える

これが入り口。

テーマパークの立体造形みたいな質感です。

乗ってきた送迎船。船内は地味です。

ジャンボ キングダムってなんか昔の中学生男子が考えそうなネーミングセンスだなー

(そこがいいのです)

船内にはシャンデリアが輝く

中国的な絵が壁を埋め尽くしていました。

ここまで豪華豪華とグイグイきてたのに、顔ハメパネルはいっきにダサイ感じになってて、グッときました。

全体的には少し前の観光ホテルみたいな豪華さだった。

てきとうにウロウロしてたら店員さんに話かけられたので

ひとりです、と伝えると円卓に案内してくれました。

ここに、ひとり、、か、、

なんかすんません!

点心は注文したいものを書き込む方式。

ゆっくり悩めるのでいい方式だ

メニューは英語も横に書いてあるので、どんなものか想像もつきやすい

お茶を何にするか聞かれたようでしたが、その意味が聞き取れず

?な顔をしていた、、

するとジャスミン茶が自動的に来ました。

出てきてから、あ!さっきはお茶の事を聞いていたのね、と分かりました。

このお茶はおいしいかった。

ペットボトルのジャスミン茶とは違うね!

高級な香りがした。

フワフワの絨毯の上でいい気分

エビの腸粉

もちもちした食感がおいしい。香港で初めて食べたけど

これ好きな味だったので注文した。酢醤油で食べる。

小籠包と叉焼マン

小籠包は、よく知った感じの味なので、そう驚かないおいしさ(えらそうに)

こんなものかなーという感じだった。

チャーシューマンは少し前にチャーシューパンを忘れてて

完全に味がかぶってる!

飲茶の知識が無さ過ぎので、知ってる名前でオーダーしたせいだ、、

 

そして、、この時の最大の失敗は、、

お腹が全然すいてないこと!

朝ごはん2回食べた後だったけど

ジャンボキングダム見たさに来てしまったから、、

バカだった、、お腹ふくれてすぎて

しばらく動けなかった、、

 

料金は3点とサービス料で

132HKD(約1980円)

そりゃこの船だもの、高くもなる、、のか、、

ジャンボキングダムの鑑賞代だと思って

自分を納得させました!(負けた)

 

帰りのバスの車窓からお墓が見えた。お墓の形もいろいろ。

十字架もみえる。ゴシックな雰囲気と中国風が混ざった独特の雰囲気だった。 

 

ゲストハウスにもどる。

沢山歩いた!ゲストハウスに帰り、シャワーを浴びて昼寝。

休日だからいいの!海外旅行中は毎日昼寝してる(最高)

中環へあるき「恋する惑星」あるき

15時頃、再びおでかけする。

昼寝のおかげで元気になった!昼寝バンザイ!

二階建てトラムにゆられて10分。香港島の中心地、中環へ行く。

映画『恋する惑星』の撮影地でもある

ミッドレベルズ エスカレーター

ここ来たかった!

このエレベーター市街地の斜面に作られた

全長800メートルという巨大エレベーターです。

坂の多い香港島らしい施設。

両側に並ぶ路地の様子を見ながらエレベーターは高度を上げていく。

斜め上から見下ろした路地の様子もまた新鮮。

 「恋する惑星」ではこのエスカレーター沿いにあるアパートも

物語の舞台だったな

ここかな?ここかな?なんて思いながら。

熱視線で古いアパートの窓を眺めました。

エレベーターを上まで登ったので。歩いて街を下ります。

高低差のある坂とビルの箱庭のような景色が好き。

玄関先のイスに座る老人。

この付近は欧米の方が多いエリアだそうな。

ハリウッドロードという骨董店の多いエリア

小さな公園、空を見上げると

葉っぱがヒラヒラと風に泳いで落ちてくる。

なんだこのロマンチックな感じは!

 

ひとり旅の寂しさをあおるような青空。

こんな知らないところを、ひとりで歩いている

なんでここにいるんだろう

なんで僕は生きているのかな

 

もし先生が詩人であったなら

ここでポエムをドンドン書いてしまうだろう!

もし作家であったら長編恋愛小説を書き出すだろう!

もし映画監督であったらとんでもないラブロマンスを撮るだろう!

もしバンドマンであったら、とんでもない名曲を作るのであろう!

(できてないわけですが)

そんなすばらしい路地と午後の光でした。

 

愛嬌のある狛犬

キャットストリートという中国骨董や雑貨市がならぶところ

なかなか見応えのあるものが並ぶ。 

結婚式の前撮りかな?

蘭佳坊へ、、あのハンバーガーショップは

香港島のバーなどお酒を飲むところが集まったエリアへいきました。 

ここも「恋する惑星」のロケ地。ハンバーガーショップだったところ

今はセブンイレブン

 

恋する惑星」を初めて観たのは20代前半だった。

当時つきあっていた人がダビングしたVHSテープで貸してくれた記憶がある。

 ストーリー性よりも映像性が斬新だった。

香港のカオスでポップな映像センス、編集のテンポ感が

まるで斬新なPVを観ているような映画だった。

どこかパラレルワールドのような世界観が

ちょうど日本でも流行っていた岩井俊二映画にも通じる感じもした。

この映画の好きなところは

映画本編が終わってバーンと流れるエンディングテーマを聴く瞬間。

その瞬間に暗かった香港の世界が

一瞬にしてポップで切なく美しい空気に変わるところで鳥肌がたつ。

その感覚を味わいたくて当時何度も観たことを思い出す。

 

あれから20年、今その舞台に来ている。

当時住んでたアパートの壁の色とか本棚からはみでたマンガの背表紙とか

ユニットバスの匂いとかが一瞬にしてふわっと帰ってくる。

 あの時の自分は香港に来るなんて考えてもいなかった

 

もし先生が詩人で、、(以下略)

www.youtube.com

 主演女優でもあり歌手のフェイオンが歌うこの曲はまさに胸キュンなのです。 

 

恋する惑星 [Blu-ray]

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 ロマンチックな気分で見ると犬もひときわかわいく感じる。

中環からゲストハウスのある銅鑼湾までトラムに乗り夜景を見ながら帰る。

すると昼間さんざん食べたにもかかわらず

お腹がグーグー言い出す。

おまえロマンのかけらも無いな!

おろかな我が胃袋をうらみながら

晩ご飯を食べる店を物色する。

「明明」で晩ご飯

迷いつつも麺!麺なら間違いないでしょ!

よく分からないので翻訳アプリで

「オススメを教えて下さい」

と店員のおばちゃんに訪ねると、別のおばちゃんを呼び出して来た

なんか大事になってきた!

でオススメを教えてくれるのかと思ったら

英語のメニューが出てきた。

それを見ながら記入する(いまいち分からないけど)

横から、店員さん2人が心配そうに見守ってくれるので

大丈夫ですよーと(演技をしながら)決める

完成したものニラと練り物がのった麺。35HKD(約500円)

日本の醤油ラーメンにナンプラーが少し入ったような味だった

タイもそうだったけど香港でも練り物は人気あるみたいでよく見かける。

量は日本のラーメンより少なめ。

食べている途中で地元の若者カップルと相席になった。

2人してメニューのシートをあれこれ言いながら記入してて

こんなデートもいいなと思った。

 好きな人がどういう具を選ぶのかを見るの楽しそう。

 

閉店作業をする店を横目に歩く

ゲストハウス近くのコンビニで

ビール2本とポテチ(辛い味)16HKD(約240円)購入

 

ゲストハウスで本読みながらのんびりビール。

今日もいろいろ盛り沢山だった!

この日は共有スペースがにぎやかだったので

早目にベッドへ移動して寝ころびながら読書。

気がついたらよだれたらして寝てました。

 

遠くで外人の歌声が聴こえる

 ↓つづき

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この旅の初日の様子

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去年のタイ旅行の様子

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