ひとり暮らし先生

ひとり暮らし歴がやたらと長くなってしまい、無駄に生活のノウハウだけが積み上がってしましました!

はじめての香港!孤独ひとり旅の顛末その⑥深水ポー〜旺角〜中環

香港旅行連載第6弾

初日の様子

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前日の様子

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4月18日 旺角から深水ポーへ

朝7時ころゲストハウスを出発。

ここ旺角より地下鉄で2駅北にある深水ポーまでぶらぶら歩く。

足速に通勤する香港の人々。

それにひきかえ、ダラダラ歩く先生。連休バンザイなのであります。

 

開店前に店先で朝食を食べてる。よく見ると隣りには猫。

なんといういい風景

このタイプの台車を街中でとてもよく見かけた。

持ち手の部分が日本の物より斜めになっている。

ゴツゴツした実用美あふれる作り。

太子駅周辺

古い階段状のビルがいいなー

こちらも古いビルが、ずらずらと見事な佇まい。本当に香港はビルの街。

嘉美麺包餅店

太子駅と深水ポー駅の途中にあった「嘉美麺包餅店」

店のまわりはパンの甘い香りが広がり、それが最高の広告になっている。

歩く人がドンドン店に吸い込まれていく。

ここもかなり歴史を感じる店舗だった。

タルトはこうやって別ケースに焼きたてが並ぶ。

これ見ちゃうともう買わずにはいられないゴクリ。

近所の公園のベンチで食べよー。

小さな公園も香港らしい作り。

足でバトミントンの羽を蹴るケマリみたいな遊びを数人のい男女がしてる。

太極拳やってる老人もいる。朝から行動的な香港。

 

ちなみに香港は寿命世界一だそうです(意外だった)

エッグタルト3HKD(約50円)

叉焼パン6HKD(約100円)

しめて150円の朝食。「今日元気だエッグタルトがうまい」(ふるい)

味はどちらも安定のうまさ。

朝の焼きたてはパンは炊きたてのごはんに並ぶ幸せ。

体温が上がる味。

公園の知らない遊びを見ながらいただく。

しかし本当にエッグタルト中毒になってしまった

 

ここもパンの紙袋がいい感じ。

この袋のコレクションしてる人いそうだなー(たぶんおじさん)

嘉美餅店 - 麵包舖 - 深水埗白楊街19號地下, 太子 - Yelp

深水ポーに到着

朝から市場、荒くれた活気にみちみちている。

ここ深水ポーは香港の下町という感じの街。

歩きまわってみる。

下の方の野菜はつぶれないのか?いいのかこれで?

と文句を(脳内で)いう

色気のない並び!

魚の切りかたが雑で乱暴

ガラクタ置き場か!

と朝から悪態をつきまくってストレスを発散します(すみません)

すきなんです こういうとこ

点心の持ち帰り店。

白い湯煙がモワーっと優しくあがる。ボワーっとあの肉まんっぽい香りが充満する。

たまらない(さっきパンを食べていなかったらやばかった)

ここでも竹の足場が大活躍している。

見れば見る程、竹の底力はんぱないなと思う、組む技術も。

この技術があれば、もう竹だけでビル作れるのではないかと思う(壊れそうだけど)

点心の名店「添好運」で昼ご飯

深水ポーの街を2時間程写真を撮影しながらしっかりぶらつき

そろそろごはん。

今日4/18は先生の誕生です。

少しいいものを食べようと点心の有名店、ミシュラン1つ★の

添好運点心専門店に来ました。(深水ポー店)

店に入ると何かの撮影をしていた。

写真があってメニュー選びやすい。

メニューが書いてある紙に自分で欲しいメニューを記入して注文する。

(点心はそうやって注文する店が多いみたいです)

しばらく待つ。しかしなかなか料理が来ない

テーブルのお茶を飲みながらおとなしく待つ。

まわりを見渡すと自分より後に来たお客さんに料理が出てる

あれ?おかしいな?とさらに30分ほど待ったところで

店員さんに「オーダーしたものが来ない」

と片言の英語で伝える。

しばし中国語での分からないやりとりのがあり

また再度注文する紙に記入するようにと紙を渡される

また記入して提出。

すると5分くらいで素早く料理が来た

急いで用意してくれたみたいです。

(店員さんに笑顔でおじぎをしました)

飲食業のバイト経験から昼時の厨房がかなり大変なのわかるから

エビシューマイ蒸しぱん

エビシューマイはぷりっとしたエビの食感と皮のなめらかさが見事にあっていていい。

蒸しぱんはやさしい甘さでおいしい。

メロンパンみたいな皮の叉焼まん

この店の人気メニューのようです

うん、おいしい。が、、

朝、叉焼ぱん食べたな、、と、、味が完全にかぶっているな、、と。

違うのにすれば良かった、、

あと写真撮影してなかったけど腸粉も食べた

生地プルプルですごく美味しかった、腸粉は裏切らない。

4つで67HKD(約1000円)

4つとも確かにおいしかった!

この店は世界一安いミシュラン店といわれているそうな。たしかに大繁盛していた。

↓深水ポー以外にも何店舗もあるようです

www.timhowan.hk

店を出ると行列ができてた。

先生が入店した11時頃は待たずに入店できました。

 

 

おまえこれから食べられるんだぞ。いいのか。そんなゴキゲンで

 

ふと見上げれば荒くれたビルと看板がえんえんと続く。夢か

 

ビルの入り口付近。壁に取り付けられた古い電気メーター群の存在感。

 

強力な磁石を売っている。何につかうのかな?

深水ポーはこういう部品を売る小さな店も多い。

旺角に帰る

地下鉄に乗り2駅、旺角に帰る。

旺角駅降りてすぐのランガムプレイスというショッピングモールをぶらぶら

エアコンがきいているので快適。

この建物は高い吹き抜けがあったり、やたら長いエスカレーターがあったりして

高所恐怖症の先生には怖い、、面白いけど。

わかりやすい階数表記。

スタバは香港でも人気です。

どこかで飲み物を、、

そういえばゲストハウス近くに南国っぽい飲み物屋あったなーと思い出す。

ランガムプレイスから歩いて数分

椰汁大皇(すごい名前)

メニューが沢山。野菜や果物が選べる。

タピオカ入りにしたりもできるよう。

店名からココナッツジュースが名物らしい。

店頭のごちゃごちゃダサ感がいい。

悩んで決めたのは、ドラゴンフルーツとバナナのジュース(15HKD/約230円)

ごらんのように色は、薄い茶色がかった白色、、地味すぎる!

静かに美味しかった。失敗しない感じのを選んだから(味に保守的です)

想像よりサラッとした飲みごこち。

 

値段味ともにタイのスムージーはレベル高かったと改めて思い出す。

なんだろ?氷と果物のバランスかな?

もっとドロッと重量感ある飲みごたえで

びっくりするくらい美味しかった。またタイ旅行したい

↓タイでスムージーを初めて飲んだ時のブログ

www.hitorisensei.com

昼さがりゲストハウスで休憩&読書

昼下がりは暑いからシャワーをあびて昼寝したり

本を読んでゴロゴロして、夜の外出に備えまーす(まいどのパターン)

 

今回の旅行中に読んだのは司馬遼太郎先生の長編歴史小説

 項羽と劉邦」(上、中、下)

海外旅行のひとり旅は暇な時間があるので

普段なかなか読みにくい長編小説読んだらいいのでは!

と思い、これを選んだ。

 

この小説の舞台は

紀元前200年頃の中国(すごい昔)

初めて中国を統一した秦の始皇帝

むちゃくちゃな公共工事をしすぎて

民衆の不平不満が爆発するところからはじまる。

そして各地で反乱がおこり秦は滅びる

そんな反乱軍の中の2人

項羽という自分が天才タイプの人と

劉郝という部下が優秀だったタイプの人の

どちらが中国を再び統一するのか?

という7〜8年間の対決物語。

 

この小説読むまで、中国の歴史小説読んだことなかったので

項羽と劉邦』って三国志の話だと思ってた

読みながらなんか三国志っぽくないぞ?

あれ?と思ってネットで調べたら時代が全然違ってた、、。

面白かったけど

 

司馬遼太郎の小説読みやすい

まるで司馬遼太郎先生が広大な中国の物語を

隣りで語りかけてくれるような文章で頭にすっと入ってくる。

久々に司馬遼太郎の小説を読んだけど

名人芸のような見事な文章だった。

ただし名前と地名が漢字だらけなので混乱する(頭が悪いのかな)

項羽と劉邦 (上) (新潮文庫)

項羽と劉邦 (上) (新潮文庫)

 
項羽と劉邦〈中〉 (新潮文庫)

項羽と劉邦〈中〉 (新潮文庫)

 
項羽と劉邦〈下〉 (新潮文庫)

項羽と劉邦〈下〉 (新潮文庫)

 

 ベットで「項羽と劉邦」読んでたら

「日本の方ですか?」

と同室の若い男性に話かけられる。

話を聞くと、退職を機に世界中を旅行する予定で台湾から香港へ来たとの事。

「僕、世界の3大◯◯みたいなのに弱くて、、」

と香港の有名な夜景を見にきたそうな。

そこから色々香港話をした。旅人同士の交流ができて

(なにかが)上達した気分になり嬉しかった。日本人が同室にいると安心する。

夕暮れの中環へ

夕方、地下鉄に乗り、香港島の中環へ行きブラブラする

坂の街らしく高低差のある公園

だんだんと暮れていく街並。せつない

蘭桂坊(酒場の多いエリア)でお酒飲もうかなーと思い

ウロウロ店を探す。このあたりは欧米人の方が多いエリア。

店内はまるでヨーロッパのような雰囲気(にみえる)

なんか気後れして入店しかねる。

夕暮れのミッドエレベーターズを

見ながら、コンビニで買った青島ビールベビースター(20HKD/約300円)で呑む。

いい気分に(安上がり)

さらにコンビニでタイガービールとカレー味のポテチ追加購入(20HKD/約300円)

タイガービールはシンガポールのビール

ポテチはおなじみのカルビーだけどカレー味って日本ではない味

あっても不思議じゃないのに

夜のスターフェリーからシンフォニーオブライツ

夜の船から香港の夜景を見ようと思ってスターフェリーに乗船。

テクノ感ある絶景。夜風が気持いい。

赤い光を放つ船もいる。

九龍側からシンフォニーオブライツという

毎晩10分程やるのライトアップみたいなショーを見る。

ビルからレーザービームみたいなのが出る。見てる人が沢山いた。

誕生日、香港の夜景を見ながらビールなんて

いやらしいなと思いました(いい気分です)

旺角 夜の食べ歩き

 地下鉄でゲストハウスのある旺角に戻ります。

駅を出てすぐ、二日目に見たグループがここでも路上ライブをやっていました

 またもやパンの誘惑が、、

もう明日、日本帰るから、パンの食べ納めしないと!

 パン好きなの3個選んで(8HKD/約120円)

酔って食欲が旺盛。すぐ食べちゃった。

香港の夜景とも今夜でおわかれ。さびしい

最後の晩ご飯はどうしようか迷いまくる。

しばらくうろうろしてたら、ビールが飲めるチャーチャンテンを発見!

吸い込まれるように入店。

 ビールとオムライス(63HKD/約950円)

オムライスの断面。なんか白いものが、、モヤシでした。

ごはんはチャーハンで

卵焼の部分はニラ、ハムなどこちらも中華的な味付けで美味しいかった。

ビールはサンミゲルというフィリピンのビール。

 

そういうわけで香港最後の夜(誕生日の)は

飲み喰いしすぎで動けなくなりました。

 

ゲストハウスに戻ると、同室の人はみんな寝てました。

先生も気絶するようにすぐ寝ました。

 

いよいよ最終回

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