名古屋広小路通りに潜む『美味い!贅沢な店めぐり』
11月1日(火)
ハロウィンから1日後の名古屋はすっかりクリスマスデス!
都会の華やかな光を見ると、、、
ショーウインド内に飾られたピカピカと光るトランペットをガラス越しにじっと見つめる黒人の子供のような気分になるヨ!
漠然としたあっち側の世界への羨望(どこだろう)
そんな大げさなものじゃなくても
クリスマスのイルミネーションを見て
冷たい風をあびると少しおいしい物食べたい!
少し贅沢したいという気分になる。(心が寂しいので)
そんな先生の気持を察したかのように
会社のマネージャー様が美味しい贅沢な店に連れて行ってくれました。
という訳で今回はいいもん喰った飲んだの自慢話に終始するから
覚悟して読んでくれよな!(かっこいい声で読んでね)
その前に栄の名店!純喫茶「ライオン」でケーキセットをいただく
マネージャー様との待ち合わせは新栄に夕方5時半。
せっかく出かけるのならと、早目に栄に行き、前から行きたかった
喫茶店『ライオン』でのんびり過ごす事にした。
今日は贅沢指向なのです!
歴史を感じる重厚な佇まいに胸キュンです。
入り口付近の様子。黒板とショーケース。新旧混ざった面白い感じになっている。
机、椅子はもちろん壁、天井、調度品の全てから溢れ出る純喫茶オーラ。
流れる音楽はオシャレなジャスみたいなやつ。午後3時半過ぎに行きましたが
すいてて非常のんびりできる。
ケーキセット750円 →500円
時間が遅かったのか250円も安くなっていました。(理由不明)とてもお得!
コーヒーにはゆで卵かクッキーがつくそうです。
晩ご飯が控えているので、クッキーを選びました。
とってもしっかりした正しいショートケーキ。生クリーム好き。
雑誌と新聞をペラペラしながらのんびり食べた。
見ためどうりの正しいおいしさだった。
ある雑誌の女性同士の対談で「男性は自分から遠い世界の話には饒舌になる(政治とか経済とか)、、反対に家庭とか恋人の話は苦手で、、うんぬん」というようなくだりがあって本当だなーと思った。なんでだろ。男って(自分も)近い世界のコミュニケーション能力低いなーと。
そんな記事適当に読みながら時刻は午後5時過ぎ。
店を出て広小路通りを東方向にぼちぼち歩きます。
「喫茶ライオン(名古屋)」レトロな雰囲気に浸る名物純喫茶で、ゆったりしたモーニング:[雪]
この時間になると街はすっかり夜。秋の日はつるべ落としとよく言ったものです。
付近の飲食店の前からはいい匂いがしてたまりません(昼ご飯抜いてきたから)
新栄へ!焼鳥懐石「青海波」(せいがいは)で豪華コース料理をいただく
喫茶ライオンから歩いて5分くらいで
焼鳥懐石「青海波」さんに到着。
とうとう先生も、か、ka,懐石、懐石、リョウリを食べるような大人になった
と店の前で震える、、
定刻の5:30
マネージャー様と合流して店内へ。
店内はカウンターを中心に8席位とテーブル席が2つ程の小さなお店。
まだ新しくとっても綺麗。落ち着いた和モダンな雰囲気です。華やかだった!
(他のお客さんもいたので写真はなし)
カウンター席に着席、厨房で調理する様子も見れる。
ノリのきいた白衣を着て、キビキビ調理する姿が美しいよ!
店員さんは優しく丁寧に接客をしてくれました。
こういう所はめったに来ないのでこの空間にいるだけで嬉しい。
ビールで乾杯!
早速1品目がきました。
蟹、キノコとか色々具が入ったとろみのある、おいしいもの。隣りは里芋を揚げたもの。「冷えた体を温めるように」と板前さんが言って出してくれた。
以下料理の品数が多くて順番があやふやですが、メドレーでおとどけします。
一夜干しの手羽先を低温の油で揚げたおいしいもの。右隣りはぶどう。
鳥肉やら柿やらマヨ的な味付けにしてトンブリ(山の海ぶどうみたいなもの)をのせた、おいしくてプチプチしたもの。
左上から時計まわり、鳥レバーを甘辛く煮て濃厚トロトロで、おいしいもの。
押し寿司にわさびがきいた、おいしいもの。
きのこの煮こごり、出汁のきいた、おいしいもの。
肉とお芋を焼いた素材の味が生きた、おいしいもの。
焼いた貝の、おいしいもの。の盛り合わせ。
ベーコンや柿やらをさっぱり和えて、山椒的なものをかけたオシャレで、おいしいもの。
具が入ったがんもどきにショウガをのせて出汁をかけた優しくて、おいしいもの。
焼いたモモ肉の下におからをしいた大胆かつ、おいしいもの。
子羊と芋とタマネギを焼いた正統派で、おいしいもの。
つくねを自家製パンではさんだ小さな小さなハンバーガーというアイデアが素晴らしい、おいしいもの。
小さな小さな鶏ガラスープの醤油ラーメンというこれまたアイディアと酒飲みの気持を知り尽くした、おいしいもの。
最後のデザートはピスタチオのアイスクリーム。口の中がさっぱりして静かな甘さが心地いいひと皿。
という全13品でした!
1品ずつ説明しながら料理を出してくれます。食べ終わると次の品が出てくるという
方式。お殿様のような贅沢な食べ方です。味に集中できて良かった。
全部凄く美味しかった!
そしてどれも丁寧に準備され繊細に調理されたものだった!
(先生のまとめてご飯と大違い)
いい舞台を見終わったようなずっしりとした満足感。
ああ幸せ
一緒に食べたマネージャー様は同じく独身(12歳上の独身先輩)なのです。
食べながら独身トークを沢山しました。
「独身って自由で楽だけど寂しさは無いですか?」という問いに
「友達もいるし予定が沢山あるから、全然寂しく無いよ。」と明るく答えてくれたので
先生も希望が持てました。
あとは海外旅行の話を沢山した(今月2人とも海外旅行に行くので)
ビールと焼酎でいい気分
2時間ほど食べて飲んでお店を後にしました。
「青海波」さん、毎月メニューが変わるようなので、また行きたい!
次はいつ行けるんだろう!
ここまで書いて写真を見返したら、この日食べたコースのお品書きがあった!
正しい料理の名前と順番はコチラ
焼鳥懐石 青海波 - 焼鳥懐石 青海波 (せいがいは) 名古屋 新栄 旧きんぼし新栄店の場所で開店
贅沢にタクシーに乗って伏見へ。
広小路通りを西へ!伏見の名店 BAR「BARNS」へ
やってまいりましたは、伏見にあります
BAR「BARNS」さん
ここはマネージャー様と6月頃にも来ました。
その時の完璧なBARっぷりにやられてしまいました。
また来れて嬉しい。
ひかえめな看板から歴史と風格が漂う名店中の名店です(2回目なのでもう常連気分)
雰囲気のいい店内。高級そうなカウンター席にすわり、ずらっと並んだお酒の瓶を眺めると、ひとり暮らし先生もハードボイルド作家になったような錯覚に陥ります。
バーテンさんの紳士な笑顔に誘われて
早速1杯目
ジンというお酒にトニックウォーターを入れて、ライムをしぼった飲み物。
(ほとんど忘れていましたが、先生は昔おしゃれ居酒屋でバイトをしていました)
爽やかで上品で奥の方からジンの力強さがゆっくり感じられる、
完璧なジントニック。わ、わるくないな、、(BARっぽい偉そうな表現)
お通し
お通しという表現が正しいのか?自動的に提供されるおつまみ。
数種類のナッツと干しぶどう。
BARに来た時に少しだけつまみたい、この気持を知り尽くした完璧な1皿
小さい声で「完璧な量だ」みたいの事を言っていたら
バーテンさんに聞こえていたらしく「完璧な量の所すみません、もう1皿あります」
と。上品なバーテンジョークをいただきながら、さらにチーズも出てきました。
こんなチーズ知らない。ヒラヒラした竜宮城の飾りみたいなチーズ。
薄くスライスしてある。ひと口食べると、ヨーグルトとチーズの中間みたいな味。高級で静かなやさしい味がします。
本当においしいと思いました。(チーズそんな好きじゃなかったけど成長しました)
これらをいただきながら2杯目
ウイスキーロック
バーテンさんにおまかせして出してもらいました。
緑色の瓶でした(写真なし)
じっくり寝かせた麦の旨さがします。
NHKの朝ドラ「マッサン」見てたのでウイスキーの製造行程が想像されます。
ここに来るまでの長いドラマを想像するのがお酒のロマンです。(なんて知ったようなことをいいます)
すっかり酔っぱらっていい気分
マネージャー様が飲んだいたバーボンの瓶。ラベルのデザインがかっこいい。
1時間半ほど飲んで店を後にしました。
夜の広小路通り、北風
酔った後の冷たい空気が好き。
広小路通りのイルミネーションがよけいに綺麗に見える。
今日は1日で3軒も贅沢な店をめぐりました。
なにか賞でも受賞したかのような気分です。
本当にごちそうさまでした!
なんと2.3軒目はマネージャー様のおごりなのでした!
おかしいと思ったでしょ。
伏見でマネージャー様と解散
地下鉄の中で寝過ごしそうになりながら帰宅しました。