こんなに簡単!フライパンでパンを焼く方法!(後編)
【前話までのあらすじ】
古代ローマ時代
フライパンでパンを焼くという奇跡を
ひとめ見ようと
世界中からひとり暮らしの群衆が
この巨大コロシアムに集結した
その数、ざっと15万人(主催者発表)
ステージ上では
ひとり暮らし界の神といわれる
マサトシ先生が
前夜寝ずに仕込んだパン生地を
おもむろに取り出す
口元にわずかな微笑みを浮かべ
高らかにそのものを群衆にかかげた
群衆から地響きともいえる
静かな低いどよめきの声
うなずくマサトシ先生
マーマサトシ!マーマサトシ!
マーマサトシ!
(ジーク!ジオン!みたいなやつ)
群衆は狂ったように大合唱をあげる
その大歓声を浴びながら
マサトシ先生はパン生地を
小さな動作でちぎり始めた
その目は獲物をねらう猛禽類のそれであった
と
壮大なストーリーを妄想するのも
楽しいひとり暮らしのコツです
そんじゃあ調理を開始するよ
翌朝、冷蔵庫から生地を取り出し丸める
翌朝、冷蔵庫からパン生地の入ったボールを出して
ラップを取り、包丁で半分に切ります
(半分は冷蔵庫へ、生地は3日程日持ちします)
今回は5個作ります
だいたいひとりで食べるのにちょうどいい数
フライパンで焼きやすい数でもあります
フライパンに
まんべんなく薄く油をひきます
(先生のフライパン、テフロン加工がもダメだから)
そして半分に切った生地を
適当に5等分して
丸めてフライパンに並べます
またもやパン生地を放置!
いよいよ焼くのかと思わせて、、
まだ焼かない
(イライラするね)
フライパンのフタをして
強火で約10秒加熱したら
またすぐ火を止めて下さい(重要)
火を消して30分程放置します
(録画した深夜アニメを見ておきます)
そうすると、、
30分後、フタを開けるとパン生地がふくらんでいます
これで、やっと焼く行程へ入ります
弱火で両面を焼く!
フライパンにフタをして、火かげんは ↑写真くらいの弱火
まずは8分焼きます
先生はシンプルライフ界御用達
使用して時間を計ります。
本体がダイヤルになっててすごくオシャレだわ
(お客さまから頂きました。ヒュー♪)
浮かれていると時間はすぐ経ちます
8分後フタをあけると
奴らはこんもりしてます
フライ返しでもスプーンでも何でもいいから
ひっくりかえす
火傷だけはするなよ!お前ドジだから!
(そういう計算高い事をいいます)
またフタをして同様に弱火で7分焼きます
つ、ついに、パン完成!
どどーん できた できた
どうかね、この愛らしいルックス
古いヨーロッパの車みたいな
いい丸みじゃろ(謎の老人)
こいつは無視して
とにかくもう熱いうちに食べましょう!
まあまるで、おしゃれなかふぇのようだ
↑写真うつりは曇りだったから暗め
(脳内で補正してね)
先生はパンと一緒に熱いコーヒー
ヨーグルト(自作)
といったメンツで朝ご飯にします
パンとコーヒーのかおりが
部屋に流れていいかおり
パン作るのは慣れれば簡単だけど
手間暇かかるので
行程を楽しむ
アトラクションとして行うのがいいでしょう
フライパンでもパンは焼ける!
それでは
ひとり暮らし諸君の
検討を祈る
アーメン
前編は↓