ひとり暮らし先生

ひとり暮らし歴がやたらと長くなってしまい、無駄に生活のノウハウだけが積み上がってしましました!

メトロノームさんの再起動ライブを見に東京旅行(ライブ編)

ついにやってきた!

9月19日(祝)ZEPP東京で開催された

メトロノームさん7年ぶりの再始動ライブ

『Piease Push Piay』を見に行ってきました。

最初に結論から書くと、

見に行けて本当に良かった!

というのが凄くストレートな感想です。

 

あれから10日程経過して

こんなストレートに簡単に書いてしまうのが

何かもったいないような気がしてきました。

 

もう少しこの

『見に行けて本当に良かった』

の源流はどこにあるのか

 

自分もバンドをやっているので

その感覚でこのライブの感想を書いてみます。

 

まずバンドが活動を休止(解散)をして

再結成するという感覚がどういうものか。

よく言う例えで

昔、大恋愛をした恋人と別れる事を解散。

その恋人ともう一度付き合う事を再結成。

どうです?ありえますか?(7年前の恋人を思い出してみて)

この例え話、

僕も、ほぼ解散みたいな脱退経験者なので

感覚的に良く似てると思います。

まずないでしょ。

 

さらにこの例え話では足りない要素として

メトロノームさんは

7年前に渋谷公会堂(当時C.C.Lemonホール

で活動休止しているという点です。

つまり人気もお金もある状態を自ら捨てているという事です。

これは凄く大変な決断です。

お金や人気と比べてもゆずれない何かを守る為に

バンドは解散したのです。

例えるなら

東証一部上場企業に務めていて地位も名誉もお金もある状態から

フリーターになる、、いや、そんなものじゃない

渋谷公会堂ワンマンできるバンドと東証一部上場企業だと

人口的に全然つりあわない!

とにかく想像以上のパワーのいる決断をしてきたと思うのです。

お客さんもさぞガッカリされた事でしょう?

そういうのも含めて『辞める』を決めたメンバーの勇気。

 

その後、メトロノームというブランドを

離れ、各自メンバーがどんなに頑張って音楽活動をしてきたか。

そういう活動を横目に見ながら、どんなに自分も頑張ろうと思えたか。

 

その4人が!

7年という歳月を経て、今まさに同じ舞台立とうとしてる!

しかも!再結成の場所がZEPP東京でソールドアウトしている

待っている人がこんないも沢山いる

この状況にジーンときていたわけです。

(自分のいたグルグル映畫館というバンドの置かれた状況とも重ねつつ)

 

ただ

ここまでが会場に到着するまでの僕の心境です。

なので4人が出てきて(ユウイチロー君も含め)

メトロノームの演奏するメトロノームの曲が聴けたら、

満足のはずだったのです。

 

ところが会場に入って、2階の関係者席に行きステージを見てドキッとしました。

まずステージ後方の巨大スクリーンに時刻が刻まれている事。

会場に来てるお客さんは

おそらくこのライブを5月31日のツイッターの告知で知った日から

カクントダウンが始まっていたと思います。

僕も高速バスを予約したり、

ホテルの予約したりしてドキドキしながら待っていました。

当日も名古屋から移動中何度も時計を見ました。

その時計と繋がったかのようなスクリーンの時計

この待ってる気持を『全て分かっている』というような

時計と時報のみのSE

これはもう最高にドキドキするやつじゃーんと思いました。

ずるい

 

当然、カウントダウンがお客さんから自発的にあがり

時間ぴったりに目つぶし一瞬(照明)

→メンバー登場(ここユウイチロー君どこからステージへ?)

メトロノームだ!』

からの1曲目。

客席うわーっ!

 

(以降のライブ詳細内容は色々なライブレポがあがっているので

そちらをどうぞ。)

僕が良いなと思った点のメモ(偉そうにすんません)

●演奏と映像がシンクロして世界観にぴったりしていた

●ステージ上のモニタースピーカー、アンプ類をなくした事

●MCと曲の緊張と緩和の妙(さすがベテラン)

●演奏技術表現レベルが上がっている

●選曲とライブ全体の時間が良い。だれる事が無い長さ

●客席の反応も一体感あった

●グッズや顔はめパネルなどのお祭り的準備もしっかりしてきた

●新曲やMV、新衣装など、新しいメトロノームを作ってきていた

●翌々日の池袋サイバーでのライブと冬のツアー発表などの用意してきた

と細かく書いていくと沢山あるのですが、

見ている時に感じていたのは、

『今、自分。もの凄くすごいものを見てるんじゃないの』

というワクワク

この夏、見てきた『シンゴジラ』を見てる時にも感じた

『そう。こういうのが見たかった!』感

 

庵野秀明監督の大学時代の同級生で

マンガ家の島本和彦先生が『シンゴジラ』を見て感動し完敗した気持を

『やめろ!庵野!俺より面白いものを作るんじゃない!』

『俺たちの負けだああああ』と絶叫したように

2階席の僕は心で叫びました

『やめろーーメトロノーム!!そんなにいいライブをするんじゃない!』

懐かしがる気持はすっかり忘れてました。

メトロノームは攻めてきた!

メトロノームは完全に攻めの姿勢だった訳です。

二階席は油断してたのです(少なくとも僕は)

ごめんなさい。懐かしがろうとしてました

 

ライブ後、帰る前に

二階の関係者にメトロノームの皆様が挨拶してくれました。

結婚式の最後みたいに、並んでお見送りしてくれたのですが

その時はいつもの楽屋にいる時の

知ってる4人にもどっていました。

Zeppの後なのに。

 

 

思い出写真

メトロノームの皆様(ユウイチロー君も)

お疲れさまでした

本当に良いライブでした!

 (メンバーがこのブログを読んでくれますように)

 

 

見に行けて本当に良かったです!

 

つづく(俺たちの戦いは始まったばかりだ)

前回までのあらすじ↓

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